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過半数のこと忘れないで!!

(けんちゃんしんぶん第2号より)

最低投票率の影に隠れてしまったのか、
憲法96条の「過半数」の意味が忘れられていないだろうか。

改憲国民投票においては、「過半数の賛成を必要とする」と96条には明記されている。
つまり、憲法改正は過半数という多数によって成立するのである。
この「過半数」の基準次第では憲法改正が有権者の1割、2割で成立する可能性があるのだ。
ここで考えられる「過半数」の基準をあげてみる。
  
①国民の過半数    ②有権者の過半数
③投票総数の過半数  ④有効投票総数の過半数

今回の法案では④有効投票数の過半数というのが採用されている。
これでは無効票はカウントされず、
賛成・反対以外の意思を反映されないことになり問題を含んでいる。
また、いかに改憲案を通すのを容易にするかということが見え隠れしている。
このままでは1割、2割台の賛成で改憲が成立してしまうと批判があがるようになり、
“最低投票率”導入の声があがってきました。

しかし、有効投票数の過半数では
たとえ最低投票率を50%にしても、投票率が50%の場合、
無効票があることを換算すれば、有権者の2割で成立することには変わりはない。
憲法96条の「過半数」とはどの基準が最適なのか?
この点をもっと考える必要があるのではないだろうか。

憲法改正にあたって内容はもちろん手続きも憲法に沿うものでなければならない。
96条で国民投票の実施が定められているのは
憲法の国民主権の原理から引き出されるものとして理解されている。
そのうえで有効投票総数の過半数では
はたして国民主権原理を具体化しているといえるのか疑問が残る。

単純に考えれば国民投票権があたえられた有権者数の半数ではないだろうか。
これだと常に投票率が50%を超えないと改憲は実現できない。
もちろん最低投票率は50%じゃないといけないときまっているわけではない。
むしろ60%以上が設けないと国民の2割で成立ということへの解決にならない。
まぁこの何%がいいのかはいろいろ議論がわくところだろう。

また、棄権者の控除を前提として③か④のどちらかというふうに考えたときも
③投票総数の過半数のほうが国民主権原理の具体化と言えるだろう。
もちろん無効票を極力少なくするような投票用紙・投票方法にしなければならない。

「過半数」の基準を低く見積もり、改憲のハードルを低くするのは
“改憲派の都合”としかいいようがない。

そもそも、いま考えられている改憲というのは決して国民からの要求ではない。
冷戦後のアメリカの世界戦略からの要求、
多国籍化した日本の大企業の経営戦略からの要求、
これらに対応する社会づくり=「構造改革」の帰結、しあげとしての要求である。
権力を縛るはずの憲法が権力側の都合で変えられようとしているのだ。改めてこの改憲国民投票法がこれら改憲構想の中で重要な位置づけであるかを思い知らされる。

国民投票法はじめ、改憲手続き法を一般法として今整備しなければならないのであれば徹底した議論が必要ではないだろうか。
そして今審議されている法案には問題点が多くあるということを考えれば
いったん廃案にしてどういう国民投票制度が望ましいのか議論する必要がありと思う。
法案が審議されている状況では法案成立ばかりに目が行き、
与党も含め落着いて問題点を考えることができないのはずだ。
自民党幹部の法案成立への執念は強力なものだから。
そんなこと考えなくてもいいというのが改憲派・与党の立場なら
民主主義、憲法を語る資格があるのか!と思うのである。

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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

18 : 05 : 41 | 国民投票法案 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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