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個人主義が社会をダメにしているのか?

卒業のかかった課題があり、日にちがあきました。消えた年金問題が急浮上したり、松岡大臣の自殺…参院選に向かってヒートアップしているようですね。強行採決で委員長席に詰め寄るのもいいのですが、与党の筆頭理事のところにも詰め寄って起立のタイミングを妨害しないと。何十回強行採決されたら気づくのか…。

さてさて、前回のエントリーの予告どおり、憲法の個人主義が権利ばっか主張し義務を果たさないし社会になったといわれていることについて考えて見ます。

個人主義というと自分のことばかり考えて他人のことを考えないというイメージでとらえられていることが多く、そのように攻撃している気がする。

しかし個人主義とは人間を身分など属性でとらえるのではなく、個人としてとらえ、個人として尊重するものなのである。これはまさに憲法13条の「個人の尊重」の考え方なのだ。ひとりひとりの人間を自立した人格的存在として尊重することであり、簡単に言えば、ひとりひとりの人間を大事にする」ということである。憲法13条の文脈から考えれば、ひとりひとりの人間として大事にされるということだ。だから、自分だけ理不尽な差別を国か社会的権力から受けるようなことはなく、そのようなことがないように人権規定が後に続くのだ。この「個人の尊重」は平和・人権・国民主権の日本国憲法の基本原理に通じる大事な考え方なのだ。

このような個人主義に、憲法に対して日本をダメにしたとして攻撃してくるのは筋違いだし、問題のすりかえであるのは明白だ。

自分のことばかり考えて他人のことを考えないというのは個人主義ではなく利己主義というものではないだろうか。そのような風潮は個人主義と関係があるのだろうか。自分が大事にされているからこそ他人のことを考えられると思う。

自分のことは自分でということが、自分ではできない範囲まで求められ自分のことでせいいっぱいというのが多くの人の本音ではないだろうか。またそういう社会の中でついていけなかったり、うさばらしに身勝手な行動をとる姿が見受けられることもある。まさに、憲法の個人の尊重が果たされていない社会だからではないだろうか。

個人主義は自立した個人を単位として、そのような個人によって構成される社会というものを考えるから、個人が社会的存在であることが前提となっている。だから、自分のことばっかりで他人のことを考えないのでは、社会的存在としての個人にはなりえないのである。日本社会が人間ひとりひとりを大事にしない社会であることが問題ではないだろうか。

人間の利己的側面を個人主義や憲法のせいにして社会の問題点をすりかえるのはやっぱりおかしいと思う。

(参照;浦部法穂『憲法学教室』日本評論社)


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テーマ:憲法改正論議 - ジャンル:政治・経済

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